2007年4月15日

フランキー堺 / この素晴らしい世界 (キング) 1977年

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bluegoose.gifレコ棚からコンチニハ

・フランキー堺 / この素晴らしい世界 (キング) 1977年

フランキー堺といえば、植木等らとのシティ・スリッカーズ。スパイク・ジョーンズを和風に調理したことでもお馴染みだけど、その後も俳優業と平行してドラマー、歌手としても活躍した。以前テレビでドラムを叩いているのを見たが、ジーン・クルーパーばりの豪快なスティックさばきだった。そのフランキーのジャズ魂が炸裂したアルバム。

録音は77年。共演者が素晴らしく、八木正生、稲葉国光、猪俣猛、杉本喜代志、伏見哲夫といったベテラン勢が勢揃い。歌い込んだであろうジャズ・ソングを中心にしたレパートリーで、「ラグタイムの子守歌」(雨宮雄児の訳詞が見事)などをスウィングしまくり。他にも「ガード下の靴みがき」「雨に歌えば」「セ・シ・ボン」などなど、気持ちよさそうに歌い上げている。

その中でもルイ・プリマの「セシリア」での表現力の豊かさには吃驚。シャルル・アズナブールの「ジザベル」に匹敵するというか、まるで一編のドラマを見ているよう。いや参った。
フランキー堺は俳優/喜劇人としてだけでなく、落語家、写楽の研究家、エッセイスト、大学の教授などなど、多方面で活躍したんだけど、その溢れ出んばかりの才能に脱帽。

投稿者 小川真一(editor-in-chief) : 09:42 | コメント (0) | トラックバック (0)

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