2006年7月17日
私を中華そばに連れてって(Take Me Out To The Chinese noodles)

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無類の麺好きなれど、ラーメンという食い物は、そんなに好きじゃない。
とはいえ昨今のラーメン・ブームもあるんで、ここは美味いと言われている店に数十店ほど足を運んでみた。
どこも、ケダモノ臭いスープに、美味くもないチャーシューのトッピング。こんなもんに金払う気になんねぇぞ、というシロモノばかりで、うんざりしてしまう。
「いや、こんなはずはない、選らんだ店は悪かったんだろ、今度こそは」と、つい再チャレンジしてしまうんだけど、勘違い店にばかり遭遇。たかだラーメンだろうが、気張ってんじゃないぞ、と捨てぜりふをはいて丼を叩きつけたくなるような店ばっか…
妙に脂っこいような、意味もなく工夫をこらした(つもりになってる)、ラーメンのなんと多いことか(溜め息)。
あんなんラーメンとちゃうぞ、勝手にラーメンという伝統あるジャンルを破壊するんじゃねぇ。
ああ、なんの変哲もない、ありきたりの中華そばが食いたい。
と思い続けて数年。
ここ最近、自分のラーメン観が変わるような店に出会った。
一軒目は、愛大の近くにある「竜笑」。
ここは元々「豊順」という極上の中華店があったところ(「豊順」は、移転し本格中華の店として営業中)。
見かけは、なんの変哲もないラーメン屋。普通だったら素通りしてしまうところなんだけど、「豊順」の想ひ出がそうさせたのか、つい引き込まれてしまった。
ともあれ、ここの「鶏白湯」(写真)は、絶品。あっさりとした透き通ったスープに薄切りの鶏肉、それに、青葱と白葱が乗っている。スープの濃くといい、麺の食感といい、ほぼベスト。なによりも気張りがなく、自然体なのがいい。
非常に美味しいんだけど、欠点は日によって微妙にバランスが違うこと。ほんとうに些細な差なんだけれど、塩味が6%くらい強かったり、麺の腰がごくごく僅かに弱かったりする。とはいっても許容範囲なので、バランスを楽しむ醍醐味もあったりする。
安定度という意味なら、「だいこんとナンコツ麺」がお薦め。「これがナンコツなのか?」と思うほど、トロトロに煮込んだナンコツと、だいこんのさっくりとした味わいがベスト・マッチング。最近は、こちらのほうが贔屓か。
蛇足ながら、「竜笑」の師匠格である「豊順」の「鶏白湯」を久々に食したけれど、参った流石、師匠、さらにあっさりとしながらも艶やかで、おまけに気品まであり、絶品過ぎた(脱帽)。がしかし、こんな美味いものを毎回食べてしまうと、自堕落になってしまうので封印(笑)。まぁ、それほどの味だったのであります。
もう一軒は、神野新田の方にある「満天星DODAN」。
まるでバーのようにスタイリッシュな店構え、長いエントランスがあり店内へ続くという凝った作りで、いわゆる隠れ家的な雰囲気。とはいえメニューは実に庶民的で、ごくごく普通のプライス。メインが「中華そば」だというのがいい。
これがまたシンプルな「中華そば」。やはりここも変な主張がなく、あっさりと和風の雰囲気。中華の伝統と和とが融合した「中華そば」ほんらいの持ち味を満喫できる。
俺が、俺が、と、我の強いラーメンに食傷気味のかたにお薦め。店構えといい、味といい、こだわりのほどは山ほどあれど、それを赤裸々に押し出さず、さりげなく垣間見せてくれる優しさが嬉しい。
創作和食のような味わいのある「辛口油そば」もあるので、これは次回の楽しみに。
そういえば、デザートの「黒ごまのアイス」もまた美味でございました。
投稿者 小川真一(editor-in-chief) : 13:11 | コメント (2) | トラックバック (0)
コメント
先日はありがとうございました。再発情報です。
ワシントン・ジャム・バンド/ゴナ・ゲット・ユア・チェリー pcd-23804
タッチ・オブ・クラス/ラヴ・ミーンズ・エヴリシング pcd-23803
情報投稿のところにすべきですね?
投稿者 エルコミ : 2006年7月22日 16:20
エルコミさん、情報ありがとうございました。ワシントン・ジャム・バンド出るんだ、値段も安いし、これは買いだな。
今度こっちの方に来られた時は、いっしょに「竜笑」に行きましょうね。
投稿者 Shinichi Ogawa : 2006年7月23日 07:02
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