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Vol.2「再発盤のネダンを考えてみる」
再発探訪隊・隊長・小川真一
再発盤のネダン(価格)というのは実にまちまちで、1,000円以内から3,000円を超えるものまでと千差万別。同じ「かつて発売されていたものを、もう一度出す」という共通項があれど、その幅は非常に広い。

まぁ、買う方からすれば安いにこした事はないんだけど、リマスターやら紙ジャケット仕様とかボーナス・トラック、なんて付加的な価値まで考慮すると、そうこう安くすることも出来ない事情もよく判る。

昨年の末に「りばいばる 歌謡曲」のシリーズとして、尾崎紀世彦、テレサ・テン、フィンガー5などが999円という超破格で発売になったけれど、これはなかなか斬新な試みだったと思う。ジャズの方でも、プレスティッジ・レーベル系の名作が1,100円で発売になった。この中には、マイルス・デイビス『バグス・グルーヴ』、ケニー・ドーハム『静かなるケニー』、MJQ『コンコルド』なんていう、ジャズ名盤選には必ず入っているような、有名盤が多数含まれていたからビックリ。

古いジャズ・ファンならご存じだと思うけれど、アナログ盤の時代にも、この「プレスティッジ 1,100円」シリースというのがあって、自分でも買いまくった覚えがある。まさかそれがCDの時代に再来するとは・・・。再三再四、歓天喜地。

逆に、スクイーズの『クール・フォー・キャッツ』は、1枚モノのアルバムながらも、3,255円と価格が妙に高い。ううむ、とよく見ると、当時発売された4種類のジャケットが全て付いている。これはこれでファンにとっては嬉しいプレゼントなのだ。

以前、某誌にも書いたけれど、ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』は、CDで買うよりもDVDの方が安かった事がある(笑)。確かに内容は違うんだけど、映像の方が安いってのはちょっと不思議。モノの価値(価格)というのは魑魅魍魎なのだ。

といったワケで、再発の森の探索は今日も続くのであります。
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